上司ガチャと心理的安全

あなたのやる気をケアしてくれる、良い上司に巡り会える確率は・・・?

魚田です、

心理的安全な職場が

もっと増えてほしいなぁ、

という話です。

現状、仕事にやる気を

出せるかどうかは、

上司ガチャ

次第なところが大きいです。

もちろん職種と本人の適正とか

他の要素もいろいろあるのですが、

仕事のやる気は

職場の人間関係に

大きく依存しているのも事実です。

仕事のやる気が出ない理由ランキング(PR_TIMES調べ):

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000041309.html

その中でも上司が

一番大きな悩みでしょう。

あなたのやる気を

しっかりケアしてくれる、

つまり「心理的安全」に

配慮してくれる、

いわゆる、良い上司に

偶然巡り会える確率は

ソシャゲのガチャ並に

低いと思っています(数%)

このガチャに疲れて

いる現代人、

多いんじゃないでしょうか?

ぼくの前の職場ですが、

つよつよエンジニア先輩さん、

重圧に潰れて辞めてしまった

という事件がありました。

多少クセがある方ではあったけど

(そもそも優秀なエンジニアで

 クセがない方が珍しい)

上司からのプレッシャーや

がんじがらめな

マイクロマネジメントに

嫌気がさしたのかな、と思います。

彼クラスのエンジニアだと

雇用するだけでも

数百万のコストが

かかるはずだし、

企業の機会損失は大きく、

会社も先輩も

不幸になってしまった

パターンかなと残念です。

ぼくの上司の中で

過去一番良かった上司は

クセのあるぼくの

「将来やりたいこと」

「そのために今の職場で経験したいこと」

を丁寧に聞いてくれました。

バイトのぼくにも

良く気を配ってくれたのです。

「心理的安全」を

作ってくれた上司だった、

と今になって感謝してます。

昭和的マネジメントや仕事論の限界

昭和的マネジメント、

とはぼくが勝手に

そう呼んでいるだけですが

「とにかく前へならえ」

「会社に尽くせ」

「黙って身を粉にして働け」

「飲みニケーション至上主義」

みたいな会社です。

最近は減ってきたと思いますが

ぜんぜんゼロにはなっていません。

でも、もうその

昭和的マネジメントでは

従業員のやる気はケアしきれないでしょう。

「終身雇用」は

かなり崩壊しています。

退職金や年金も前ほど貰えず

「2000万貯金しろ」とか

脅される時代。

老後の2000万円問題:

https://diamond.jp/articles/-/320220

ただ働くだけではダメなのか?

とみんな不安になっています。

モノが不足していて

社会全体が豊かさを

目指していた昭和と

何が正解なのか

わからない、人それぞれ、

個人が違った方向を

目指している令和。

ちょっと言い過ぎかも

しれませんが、

「黙って働け」昭和時代から

「黙ってたらバカをみる」

令和時代に

なりつつあるのかな、

と感じてます。

アメリカでは

(別に行ったことも

外資で働いたこともないので

印象で語りますが)

個人や個性を尊重する

社会のイメージがあります。

クセの強い個人を生かした

マネジメントとかはずっと前から

研究され、良書もたくさん

出版されています。

(難しくてぼくも読み切れてませんが)

日本もIT技術の進化や、

コロナによる社会の変化で、

昭和よりは「個」を

大事にしないとやっていけない

タイミングだと思うのですが

まだまだ、前述の

昭和的マネジメント、

「とにかく前へならえ」

「会社に尽くせ」

「黙って身を粉にして働け」

「飲みニケーション至上主義」

が残っているように思います。

(それともこれは

ぼくが経験した会社が

たまたまそうじゃなかっただけでしょうか?

モダンなテック企業は

Googleを見習って心理的安全を

重視したチーム作りを

当たり前にやっているのでしょうか?)

それ以外の

マネジメントを知らないと

言うべきでしょうか。

(これは学校教育も

要因になっているとは思います)

やる気が一番貴重なリソース

今、日本に一番貴重で

一番不足していて

一番求められているリソースは

ひとりひとりの「やる気」

だと思います。

他のモノはある程度

そろっています。

例えば、

モノは溢れている、

やり方・情報もすぐに探せる時代、

時間もちょっとずつだけど

テクノロジーで作れる、

という状況です。

でも、「やる気」だけは

本当に不足しています。

通勤電車に乗れば

死んだ目をしている大人

たくさん見ることができます。

居酒屋やSNSで

仕事の愚痴を言っている人は

本当に多いです。

こんなに豊かなのに。

こんなに真面目な人種なのに。

間違いなく

日本は「やる気」は

不足していると思います。

「心理的安全」だけで

やる気を全て解決できる

わけではないですが、

かなり大きな要因だと

ぼくは思っています。

・・・

ここまで、

「心理的安全」がほしいよね、

って話を好き勝手言いました。

ここで、

「ぼくが心理的安全を

 作る側に回るのはどうか?」

と、いう選択肢も

考えています。

検証のためいろいろと

本を読み漁っています。

(例によって今後の仕事の

 方向性は9月まで

 じっくり考えます)

あまり、まとまってませんが

心理的安全な職場が

増えてほしい!と思う方は

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魚田じゅん