雑談が苦手な方向け「雑談の目的」とは?

雑談が苦手なのは、この「目的」が明確でないからかもしれません。

魚田です、

ぼくは雑談が苦手です。

目的も無しに、

話せと言われても困ります。

(コミュニケーション下位)

なので、

雑談の意義や目的を

前もって考えておこうと思い、

今回、記事にしました。

(内省・慎重さ上位)

同じように、雑談に

苦手意識持っている人の

ヒントになればと思います。

雑談は「敵じゃない確認プロトコル」

結論から話すと、雑談の目的は

「敵じゃないことを確認」

することです。

プロトコルとは

情報交換するときのお作法とか

お約束、合言葉、

みたいな意味で使っています。

ぼくの理解では、

雑談の目的は

仲良くなることではないです。

単に敵じゃない、

という確認のために

交わす言葉です。

仲の良い人同士がする

「楽しい雑談」もありますが

それは別の役割があり

今回は割愛します。

仲良くなる、の定義自体ですが

(社交性が本当に高い人は

 話すどころか目があっただけで友達!

 というくらいに「仲良くなる」が

 カジュアルです)

雑談で仲良くなることは

不可能、という立場を

ぼくはとっています。

「敵じゃない」確認の意味や

仲良くなるためにすべきことを

説明していきますね。

根拠:挨拶や笑顔と同じようなマナー

「敵じゃない」確認方法の

もっと基本的なものに、

「挨拶」「笑顔」があります。

誰でも笑顔で挨拶を交換できたら

悪い気はしないと思います。

少なくとも、「敵」ではない、

突然私を殴りつけてくる

ことはないだろう、

という認識になると思います。

逆にあなたが

「笑顔」で「挨拶」したのに

相手が全く笑顔もせず

一言も発せず、

じっとあなたを睨みつけ続けたら・・・?

(あれ?何か怒っている?)

(もしかして、日本語通じない?)

にわかにあなたは

警戒すると思います。

雑談のタブー「宗教・政治・野球」

ちょっと古いですが

雑談には3つのタブーが

あると言われています。

それが「宗教・政治・野球」です。

なぜこの3つが

タブーなのでしょうか?

本当に仲良くなりたいなら

その人の信念や信条や

好きなことの話を

聞き出すことは必要だと思います。

でも、これは

雑談ではタブーです。

それは、

雑談の目的が

そもそも「仲良くなる」

ことではなく

「敵ではない」確認に

すぎないから、に他なりません。

「宗教・政治・野球」は

相手の立場によっては

敵になる可能性があるからです。

応援している

政治家やスポーツチームが

ちょっと違ったくらいで

敵に回る人って、

ちょっと器が小さすぎる

って感じがします。

でも、

今日話している「雑談」は

まだ仲良くなってない

人同士がやることを想定してます。

まだ仲良くなってないので

不用意に「敵」になる

可能性のある話題は避けよう、

というこのアドバイスは

一理あると思っています。

天気の話だけで得られること

まだ仲良くなってない人との

雑談の鉄板話題は

「天気の話」

です。

(あとはリアルの場では

 どこから来たか?

 駅から迷わなかった?

 とかも使いやすい話題ですね)

「今日も暑いですね」

「本当ですよね、実は今日も・・・」

なんて雑談をスタートします。

言うまでもなく、

天気が知りたければ

天気予報を見れば分かります。

なので、今、

交換している気象情報には

全く価値がありません。

ではなぜ天気の話を

するのが良いのでしょうか?

実は、天気の話を

するだけで

得られるメリットが

大きいからです。

まず、言語が通じることが

お互いに確認できます。

当たり前だなんて

思わないでくださいね。

ほとんどの日本人が

日本語と僅かな英語しか

しゃべれないと思います。

例えば日本語も英語すらも通じない

場所に行ってしまったと

想像してみてください。

・・・

あなたがアドベンチャー

大好き人間でない限り、

メチャメチャ緊張すると思います。

同じ言語が通じる、

というだけで

ぼくたち人間は

かなりの部分

安心することができるのです。

そういえばアメリカは

フレンドリーに笑顔で

挨拶・雑談する人が多いイメージです。

エレベーターでも

雑談するくらいと聞いてます。

(行ったことないので、

 あくまでイメージです)

アメリカは人種のサラダボール。

考え方も文化も人種も肌の色も

ヘタすると言語も違う

可能性があります。

また、自分の身は自分で守る文化。

エレベーターに一緒に乗った男が、

懐に拳銃を忍ばせていても

おかしくないです。

なので、挨拶や雑談で

不用意に警戒心を与えないこと、

「敵ではない」アピールを

しておくことが重要なんです。

他にもメリットはあります。

あなたは

天気の話を交換するだけで

相手に対する以下の情報を

得ることができるでしょう。

  • 目をあわせて話してくるタイプか?
  • 口数が多いタイプか?少ないタイプか?
  • 表情豊かなタイプかどうか?
  • 総じて、会話が好きそうなタイプか?否か?(MBTIでいうEか?Iか?)

あとは、話し方や

選ぶ話題、それに対する反応から

  • 感情優位か?思考優位か?(MBTIでいうFか?Tか?)
  • 大雑把か、しっかりしているか?(MBTIでいうPか?Jか?)

という部分も

見えてくるかもしれません。

初対面、第一印象、

というレベルではありますが、

相手の人となりが

けっこう分かるものです。

あなたが言葉の魔術師なら

そろそろ話す言葉に

トリックをしかけ

凄い人と思わせたり、

相手にとって重要な人と

認識させたりできるでしょう。

その後のコミュニケーションを

優位にする布石を打つ

絶好のチャンス到来です。

(魚田はこういう話術は

 全くできませんが)

仲良くなるには本題を話せ

これは、

人によるかもしれません。

得意なコミュニケーション

パターンによって

個人差が大きいと

思っています。

サシで食事をしながら

会話することで

仲良くなれる人もいれば、

お酒を飲みながら

ワイワイやることで

仲良くなれた、と

感じられる人もいるでしょう。

一緒にスポーツや

アクティビティを

することで仲良くなる人もいれば

一緒に仕事をして

一緒に困難を乗り切ることで

仲良くなれるパターンも

あると思います。

ぼくの場合は

「1対1で深い話題(本題)を交わす」

ことで仲良くなれる

ことが圧倒的に多いです。

ここで言いたいことは、

少なくとも

天気の話だけでは

仲良くなるのは不可能だ!

ということです。

(本当に社交性が高い人以外は)

最低限、

「敵ではない」

ことが確認できたら

ぼくの場合は

とっとと本題に入ること、

あなたはあなたの

得意なコミュニケーション

パターンに持ち込むことを

考えるのがよいでしょう。

まとめ

雑談が苦手なぼくがぼくなりに

雑談の意味や目的を

考察してみました。

  • 雑談は「敵じゃない確認プロトコル」
  • 雑談のタブー「宗教・政治・野球」
  • 天気の話だけで得られること
  • 仲良くなるには本題を話せ

雑談に苦手意識ある方に

なにかのヒントになれば

幸いです。

あなたにとっての

雑談の意味とかもあったら

マシュマロやツイートで

教えて下さいね。

魚田じゅん

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