やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ を読んでみた

脳のやる気スイッチを入れる37の方法のうち、魚田のお気に入りの5つを紹介

魚田です、

やる気のスイッチを入れる

37の方法を紹介している本です。

いきなりこの本の

趣旨に反することを言いますが

魚田は

「すぐにやる気を出すワザ」は

優先順位は低い

と思っています。

理想を言えば

モチベーションに悩むことがない

本当にやりたいことに

取り組むこと、

本質的、長期的には

「内発的モチベーション」

が湧くことに取り組むのが一番です。

ですが、実際に取り組んでみると

トラブルもあるし

やる気でない日もあります。

そういうときに

やる気をすぐに出すTIPも

人生を前進させるのに有効です。

(本書の後半はそういう

中長期的なやる気を

出す方法も書かれてます)

37のコツを紹介されてますが

この記事ではぼくが個人的に

気に入って使っている、

即効性がありすぎる

5つのコツだけを紹介します。

やる気がでるときの脳の仕組み

1章の冒頭でカンタンな理論も

紹介されています。

脳の中にある、

人間のやる気スイッチは

側坐核(そくざかく)

です。

行動をすることで側坐核に

刺激され、

やる気スイッチが入る仕組みです。

そうです、

やる気を出すには行動が

先なんです。

脳の可塑性(かそせい)

という仕組みも

説明されています。

脳は怠け者で変化を嫌います。

できるだけ現状維持を

しようとするのですが

小さな変化だとそれに気づかず

脳が取り入れることをはじめます。

いきなり大きく変わろうと

しない方が、脳が抵抗しない、

ということです。

側坐核と可塑性の話は

覚えておいてください。

★10秒だけ動いてみる

小さくスタートするほうが

いいと説明しましたが、

極限まで小さいスタートが

この「10秒アクション」です。

10秒アクションは、

本当にたいしたことできません。

例えば、

ノートを開く、

PCソフトを立ち上げる、

などです。

10秒アクションが有効な

理由は2つあります。

①失敗しない

失敗しないから

やる気が出てきます。

②側坐核が刺激される

たった10秒の行動で

脳の側坐核が刺激されることが

研究で分かっています。

たった10秒で作れる

やる気があります。

できそうだったら

そのまま1分、3分、10分と

行動を継続してみましょう。

(いわゆる作業興奮ってやつですね)

★ハミガキレベルの習慣に習慣をくっつける

ハミガキレベルで

毎日していることを

リストアップしましょう。

そのあとに筋トレなど

自分が作りたい

新しい習慣をくっつけます。

(この話は以前、IF-THENチェーンでも話しました)

ゼロから習慣を作るより

ずっとずっとラクに

習慣を作ることができます。

超オススメです。

★気になっていることはすぐ書き出す

気になっていること、

ネガティブなことがあって

集中できないことがあります。

人間ですから、当然ですね。

(人間は基本的に

 マルチタスクが苦手です)

そういうときは

気になっていることを

紙に全て書き出してみるのが

オススメです。

①気がかりを全て思いつくまま箇条書きする

②それにどう対処するかメモする

□メールの返信を忘れていた → 午後に返信

□ローンの支払い → 銀行口座の残高を確認しておく

□体調が優れない → 今日は22時にベッドに入る

見える化すると

驚くほどシンプルに

対処できます。

★1分目を閉じる

本番に弱い人、プレッシャーを感じる時に

オススメなテクニックです。

脳の83%は視界情報の処理です。

目を閉じるだけで

脳の83%が休まるとしたら?

目を閉じながら

深呼吸してみるだけです。

実際、かなり緊張が

緩和されるのを

実感できると思います。

★結果に振り回されそうなときは打率で考える

なかなかうまくいかない時、

失敗という結果に

振り回されそうなときに

意識したい習慣です。

野球の打率は

プロでも3割です。

1週間、1ヶ月、半年

と広めの期間で

考えてみましょう。

打率で考えてみると

意外といいところまで

いけていることが分かります。

そして、

本当に大事なことは

毎日バッターボックスに

立つことです。

以上、たった5つですが

即効性のあるテクニックですので

使ってみてください。

興味もったら買ってみて

他のコツも取り入れてみてください。

Kindle版:

Audible版:(聴き放題対象なのでオススメ!)

魚田じゅん