あなたの職場は何色ですか?([イラスト解説]ティール組織 を読んでみた)

ティール組織を解説した「[イラスト解説]ティール組織」を読んでみた要約と感想です。

魚田です、

名前だけは聞いたことがあった、

「ティール組織」。

全てがトップダウンで

命令に忠実に遂行することを

期待されている

組織(レッド組織)から

ひとりひとりが自律的に動く、

ひとつの生命のような(?)組織

(ティール組織)へ。

これからこういう組織が

増えていく時代

らしいです。

「心理的安全」とあわせて

組織論を学ぶために

読んでみました。

どうしてもマネジメント系の

本は難しくなってしまうため、

まず図説であるこの本から

入ってみることに。

第一章 今日の組織はどこかが壊れている

2013年ギャラップ社の

世論調査では社員の

13%「職場に満足」

63%「職場に不満」

24%「まったくあっていない」

その中で組織の新しい形が

生まれてきています。

新しい組織の形を良く理解するために

今までの組織を振り返ります。

レッド組織

1万年前の部族や狼の群れ、

という原始的な形で

レッド(衝動型)組織がありました。

「力」で支配し秩序を強制します。

組織をまとめるのは

「忠誠心と恐怖心」

今日でも、マフィアとかは

この力学で組織が動きます。

レッド組織は

2つのブレイクスルーを

生みました。

「仕事の分業」「トップダウン」

アンバー組織

次に生まれたのが

アンバー(順応型)組織。

およそ紀元前4000年、

農業、国家、帝国、官僚制、

組織化された宗教、

と世界観が複雑化してきたころ。

レッド組織的に力ある者が

衝動的にふるまっているだけでは

うまく回らないので、

みんなが守るべきルールを作りました。

階層的なピラミッドを形成し、

身分が上の者が考え、

下の者が手を動かす、

ことで大きなスケールの

仕事が実現可能になりました。

(宣教師を地球の裏側へ派遣したり

大聖堂を建設したり)

今日では多くの軍隊、

宗教組織、学校機関などは

アンバー組織として機能しています。

「再現可能なプロセス」

「安定した組織図」

という2つのブレイクスルーを

生み出したことになります。

オレンジ組織

産業革命がもたらした

新しい組織は

オレンジ(達成型)組織です。

今日のマネジメントの

基礎がこの考えから

生まれています。

現代の多くの上場企業が

オレンジ組織に分類できます。

「イノベーション」

「説明責任」

「実力主義」

という3つのブレイクスルーを

生み出しました。

一方で、この組織も

影があります。

①変革を求めすぎ、

 地球の生態系を壊しつつある

②成功がお金と名誉だけに

 限定してしまい、

 それに疲れた人が続出。

そこで、次に生まれたのが

グリーン組織です。

グリーン組織

次のステージでは、

オレンジ組織の問題点に

気づいた人たちの組織です。

グリーン(多元型)組織の

リーダーは、自分たちは

組織の歯車ではないと主張します。

家族のようなコミュニティのイメージです。

3つのブレイクスルー、

「権限の委譲」

「価値駆動の文化」

「スタークホルダーの価値観を活かす」

を生み出しています。

サウスウエスト航空

ベン&ジェリー(アイスクリーム会社)

が好例です。

(正直、魚田はこのレベルですら

良くイメージできないです)

グリーン組織にも矛盾があります。

組織としてはピラミッド型がありつつ

平和的、参加者合意を重視する。

意思決定はどこでするのか?不明確。

組織的麻痺を引き起こしがちです。

では、次世代の

ティール組織とは

どんな組織?

ティール組織

ティール(進化型)組織はまだ

最近出現したばかりです。

なので、まだ何を

もたらすかは未確定です。

ですが、いろいろと注目され

研究されていて、

以下の特徴が分かってます。

  • エゴの抑制
  • 内なる心の呼びかけに従う
  • 全体性を希求する

これらはどんな意味があるのでしょう?

どうしたらティール組織は

うまく働くのでしょうか?

・・・と、ここで力尽きました。

下書き状態ですが

ここで一度アップし、

明日以降加筆します。

第二章 物語からはじめよう

第三章 セルフマネジメント

第四章 全体制を取り戻すための闘い

第五章 常に進化する目的

第六章 ティール組織を作るための条件

第七章 CEOの役割